キャプテン翼

作者 高橋陽一
掲載誌週刊少年ジャンプ
掲載期間1981年18号~1988年22号
話数全356話
巻数全37巻
設定★★★
キャラ ★★★
ネーム★★★★
画力★★★

『この少年… あの年齢で もうサッカーボールとト・モ・ダ・チになっている!!』

作品解説

小さい頃、サッカーボールのおかげで一命を取り留めた大空翼は、その後もずっとサッカーボールと一緒に成長した。南葛市に引っ越してきた翼は、さっそくサッカー場へ行くと、そこにはどんな球もセーブしてしまうゴールキーパー・若林源三がいた。そのプレーに惹かれた翼は、若林と勝負するべく、若林をサッカー場へと呼ぶ出すのであった。
日本のサッカーのアイコンにまでなってしまった国民的サッカー漫画。それ以前にもサッカー漫画はいくつかあったのだが、躍動感溢れる絵で本格的にサッカーを描いた本作は、徐々に広がっていたサッカーブームとも重なり、サッカー漫画の代表作となった。実際にその影響力は大きく、この作品がきっかけでサッカーを始めた選手もたくさんおり、そういった意味では、日本のサッカーがワールドカップに出場できるほど強くなった一番の立役者は、カズでも中田でもなく大空翼だといえる。しかし残念ながら、連載が続くにつれて、もともと絵にバラエティがなかった上に1チームで11人も描かなければならないのが致命傷となり、誰を描いても一緒状態になってしまった、作者のデビュー作。

関連作品キャプテン翼<特別編>
ワールドユース編
『ROAD TO 2002』
『GOLDEN-23』
『海外激闘編』
『ライジングサン』
連想作品GO☆シュート
前作次作翔の伝説
愛蔵版 文庫版
全21巻 全21巻