いずみちゃんグラフィティー

作者 金井たつお
掲載誌週刊少年ジャンプ
掲載期間 1980年2号~1980年40号
話数全37話
巻数全4巻
設定★★★
キャラ ★★★★★
ネーム★★★
画力★★★

『気が多くみえるのは どんな人間にも偏見をもたないからなんだよ…』

作品解説

両親が外国住まいになったため、恭兵の家へ居候することになった田村泉は、半裸で家を歩き回るような自由奔放な性格だった。同じ高校に通う泉を、野獣のような男子学生達から守る役目を受けた恭兵だが、泉のその性格から男子達はみんな泉のトリコになってしまい、恭兵はてんやわんやの毎日を過ごすことになる。
いわゆるラブコメ漫画なのだが、エロを前面に出した画期的作品。それまでも少年漫画におけるエロ要素は、『ハレンチ学園』からずっと、バックグラウンドとしては常にあったのだが、はっきりとエロを前面に打ち出し、それを最大の売りにしたのはこの作品が最初。男子にとって都合のいい、ちょっとエッチで天然な女の子という、少年エロ漫画になくてはならないキャラの始祖であり、ということは二次元オタクにとっての原典(バイブル)といえる作品ともいえる。

関連作品連想作品ハレンチ学園
前作ホールインワン次作天まであがれ
ワイド版
全3巻