GRINGO 2061

高校生の半澤雷地は、友人と一緒にハレー彗星を見るために海岸へと出かける。途中で雷地の姉・由真も加わり、三人で彗星を見ていたのだが、落ちてきた彗星はとても大きいもので、地面に衝突して周りは凄まじい光に包まれる。三人の目がなれて見えてきた光景は、砂浜には先ほどまでいたたくさんの人は一人もおらず、陸地側も見たこともない植物がうっそうと茂っているおよそ現実とは思えないものだった。仕方なくその森を探索した三人は、他の人間を見つけることはできたのだが、会話が全く成り立たず、状況を把握することはできなかった。そんな中、人間とは思えない角が生えている巨大な鬼のような生き物が、雷地たちを襲ってくるのだった。
突然、見知らぬ世界になってしまうサバイバル漫画。コミックは未完。作者のデビュー作。